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社員紹介②TIC MEMBER

やる気と前向きな精神があれば仕事がもっとおもしろくなる

古巣に戻り「セールスエンジニア」として再出発

私が当社に戻ってきたのは、今から十数年前のこと。当時私は転職して欧州でも有数のメーカーの日本支社に在籍し、水圧機器の営業担当をしていました。しかし外資系企業特有のやり方や空気が肌に合わなくて…そんなときに声をかけてくださったのが、当社の社長でした。
学校での知識しかなかった自分を、実践も伴う一人前のセールスエンジニアとして成長させてくれた会社に、今なら恩返しができるかもしれない。そんな思いで再度転職することを決めました。

古巣に戻り「セールスエンジニア」として再出発

しかし、最初に担当した関西エリアでは海外製品の営業は厳しく、一年間ほとんど売れなかったと言っても過言ではない状況でした。品質もサービスも一流という日本製品のイメージに引き換え、海外製品は品質は不安定、納期は長い、アフターサービスも悪いというマイナスイメージを持たれていたのです。
ならばどうすればよいか。考えあぐねた結果、今までのイメージを覆すような”日本にない””日本より進んでいる”商材が必要不可欠だという結論に達しました。

「セールスエンジニア」という仕事を知って

それからはひたすら各メーカーのカタログを熟読する日々が続きました。そんなとき、ふと思い出したのが以前担当していた水圧機器。さっそく社長に相談した結果、当社で扱えることになり営業を開始しました。
ところが、お客様にヒアリングした結果、単品のままではなくユニット化しないと売れないことが判明。しかも肝心のメーカーが日本から撤退してしまうという情報が。普通なら仕方ないと別の商材を探すかもしれませんが、私はあきらめませんでした。そのメーカーに引き続き商品を扱わせてほしいと直談判。その熱意が通じたのか、結果はOK。もちろん社長も、私を信じて快諾してくれました。

売れない海外製品を売れるようにするために

やっと自分が今まで培った知識と能力を発揮できる環境が整ったのです。それから私は寝食も忘れ、仕事に没頭しました。

時代のニーズを先取りしていくアンテナも重要

幸運にも外部環境も後押ししてくれました。現在中心となっている油圧機器は管理コストがかかるうえに、油は将来枯渇する可能性があります。
加えて環境に関する国の指導や二酸化炭素の問題から、企業も真剣に油圧機器の代替機器を考え出していた矢先でした。
そういった時代の流れも相まって、水圧機器への注目度が一気に上昇。ここ一年半のあいだに加速度的に努力が実を結んできたのです。

また、最近では海水淡水化プロジェクトも本格化しています。東南アジアや中国など、多くの国が慢性的な水不足に悩んでいることもあり、今後年10%ずつ伸びるという予想もある”水”事業は、国が力を入れる大事業にまで発展しました。
現在も大手メーカーの機器とともに、当社が手掛けた商品が中東の巨大なプラントで活躍しています。

”世界貢献”の一端を担う、未来のTIC社員の皆様へ

自分の扱う商品が”縁の下の力持ち”的な存在として、間接的にでも社会貢献、ひいては世界貢献していると思うと、大きな壁を乗り越えてきたかいがあったと胸が熱くなりますよ。

もちろん新卒入社の方でも、興味があればぜひこのようなプロジェクトに参加してほしいと思っています。トラブルがあったとき、自分たちで点検・補修などすべてできるように、機器の分解・組み立てを実際にやりながら覚えてもらうところから始めますが、最終的には私の後を引き継いでくれる方を育成するのが私の夢なんです。もしかしたらそれは、これを読んでいるあなたかもしれませんね。

”世界貢献”の一端を担う、未来のTIC社員の皆様へ
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